どうも、かがみです!
本日、5月10日はそう!
空海と最澄が遣唐使として入唐した日ですね!(旧暦:804年3月28日)
この有名な2人ですが、宗派など混同してしまう事が多いです!
ちなみにですが、宗派が違うだけでどちらも仏教なのでそこを前提として読んでいただければと思います。
そんな2人を分かりやすくまとめていきます!
空海(774〜835)
空海、またの名を弘法大師ですね。
空海は讃岐(今の香川県)の生まれで、
804年〜806年に入唐しています。
帰国後は真言宗を開宗します。
総本山は和歌山県の高野山にある金剛峯寺。
それ以外にも嵯峨天皇から京都の教王護国寺(東寺)を勅賜され、大本山とした他、
京都に綜芸種智院を開き、庶民教育にも力を入れていました。
また三筆(平安初期の特に書の上手い人位のイメージでOK)の一人(後の二人は橘逸勢と嵯峨天皇)としても活躍し、最澄に送った書状の『風信帖』は有名です。
※余談ですが、三筆の橘逸勢は842年の承和の変で排斥されています。(安和の変の記事の図解を参照)
最澄(767〜822)
最澄、またの名を伝教大師ですね。
最澄は近江(今の滋賀県)の生まれで、
804年に入唐しています。
帰国後は天台宗を開宗します。
総本山は滋賀県の比叡山にある延暦寺。
また弟子の円仁と円珍も有名で共に入唐しています。
特に円仁は入唐してから帰国までの巡礼の日記『入唐求法巡礼行記』を記しました。
しかし円仁と円珍の弟子たちの時代になると見解の相違から
円仁一派・・・山門派
円珍一派・・・寺門派
に分裂してしまいます。
今日の図解
以上、要点だけですが空海と最澄についてまとめさせていただきました。
しかしながらこの様に文章で見るとややこしく感じてしまいますが、
これも図解を使い、違いを理解した上でキーワードで覚えてしまえば大丈夫です!
それでは本日の図解になります!
本日もお疲れ様でした。
ご質問等ございましたらお気軽にコメントやお問い合わせいただければと思います。
ありがとうございました^^
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