鎌倉文化を表でわかりやすく〜建築・彫刻〜④

どうも、かがみです!
本日も、鎌倉文化について書かせていただきたいと思います。

今回は建築と彫刻をまとめていきたいと思います!

ここら辺から更に漢字が続いて日本史が苦手な方には大変だと思いますが、
図解を使って頑張っていきましょう!

※鎌倉文化 ①文学・史書 ②文学・史書 ③教育・学問・神道 ⑤絵画・書道・工芸

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建築

大仏様(だいぶつよう)

1180年の平氏による南都焼打ちにより焼失した東大寺再建に
宋から帰国した重源(ちょうげん)が採用した様式。天竺様(てんじくよう)とも。
※天竺様だとインドから来たイメージを持つので、現在は大仏様が一般的です。

陳和卿(ちんなけい)の協力を得る。

代表的建造物は、東大寺南大門

イメージは力強い様式

禅宗様(ぜんしゅうよう)

宋から伝えられた禅院に用いられた様式。唐様(からよう)とも。
※唐様だと唐の時代に伝来したイメージを持つので、現在は禅宗様が一般的です。

代表的建造物は、円覚寺舎利殿(えんかくじしゃりでん)。
円覚寺は鎌倉新仏教の記事でも書かせていただきましたが、開山は無学祖元です

イメージは細かで繊細な様式

和様(わよう)

中国(宋)から伝わった、大仏様や禅宗様などに対して、
平安時代から続く日本的建築様式

代表的建造物は、蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)
三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)とも。

※三十三間堂は後白河上皇が平清盛に造らせた寺院です。
千手観音立像が1000体安置されていますが、これはよく資料問題で出題されるので、
一度は画像を見ておいてください。

折衷様(せっちゅうよう)

和様に大仏様や禅宗様を加味した様式

代表的建造物は、観心寺金堂(かんしんじこんどう)

彫刻

新しい作風を持つ奈良仏師の活躍。

この内、康慶や運慶らの系統は慶派とも呼ばれます。

  • 東大寺南大門金剛力士像・・・運慶・快慶の作品。
                  左に阿形(あぎょう)、右に吽形(うんぎょう)を配置。
  • 無著像・世親像(むちゃくぞう・せしんぞう)・・・運慶らの作品。興福寺にあります。
  • 天灯鬼像・竜灯鬼像(てんとうきぞう・りゅうとうきぞう)・・・康弁らの作品。
                                  興福寺にあります。
  • 空也上人像(くうやしょうにんぞう)・・・康勝の作品。
                        京都の六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)にあります。
  • 高徳院阿弥陀像鎌倉大仏

今日の図解

以上が鎌倉文化の内、建築・彫刻の要点をまとめた内容になります。

建築や彫刻は資料問題で出される事が多いので必ず図録などで写真の確認をしておいてください。

直接試験に出るところではありませんが、似たような漢字も並ぶので、
慶派の相関図を簡単にですが書いてみました。
少しでも暗記の手助けになればと思います。

それでは本日の図解になります。

本日もお疲れ様でした。
ご質問等ございましたらお気軽にコメントやお問い合わせいただければと思います。

ありがとうございました^^

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